保護中: コウケントーによる太陽光線療法 (可視総合光線療法)
太陽光は地球発生以来常に存在し、生命の発生・進化・生育に絶対的に必要なものです。 その太陽光線をカーボンのアーク放電で作り出し治療に用いるのが可視総合光線療法です。
コウケントー(光線治療器(カーボンアーク灯治療器))は、太陽光に似た光線を人体に照射することで、赤外線・可視線・わずかな紫外線等の連続スペクトル光線と熱の効果によって日常生活に必要不可欠なエネルギーを補う医療機器です。
歴史古く戦前から行われていました。
昭和2年(1927年):財団法人光線研究所元所長黒田保次郎氏が光線治療室を千葉県佐原に開設し、 光線治療を開始。
昭和7年(1932年):東京都中央区に財団法人光線研究所の前身である光線治療研究所を開設しています。
治療器用カーボンを照射器の中でアーク放電させる炭素弧光灯(カーボンアーク灯)治療器です。人類に必要不可欠な日光に似た連続スペクトルの光線(可視総合光線=赤外線・可視光線・わずかな紫外線)を素肌に照射し、光と熱で症状の回復・改善及び健康維持をはかるものです。
この人工光線には人体に有害とされる短波長の紫外線が含まれていないため安心してご使用いただけ、簡単に扱うことができ、家庭用治療器としても実施可能です。 光線治療器コウケントーは、医療機器承認を取得している家庭用炭素弧光灯治療器で、 家庭用のAC100Vの電源で使用します。(医療機器承認番号14800BZZ00510000)
炭素括光灯(カーボンアーク灯)治療器
治療器の照射器内に治療器用カーボンを2本セットし、先端を接触後に少し離間するとカーボンがブーンという音とともに、 ロウソクのような炎を上げてアーク放電を開始します。この光と熱を皮膚表面に照射する治療器で、カーボンアーク灯治療器または炭素括光灯治療器と呼ばれています。
カーボンを近づけ、接触後、ゆっくりと2−3mm先端を開くと発光します。
可視総合光線療法とは
3種の総合光線による光線療法
可視総合光線療法とは、治療用カーボン電極をアーク放電させることによる光(弧光)と輻射温熱を病態や症状に合わせ人体各部の素肌に直接照射する治療法です。本療法は、光の刺激と輻射温熱効果により、血行を改善させると共に新陳代謝を促し生体に備わっている自然治癒能力を賦活させるように働きかける治療法です。 また、多くの原因不明の難病に関与する異常となった免疫機能を調整する作用が期待できる治療法でもあり、多彩な症状や病態の回復、改善、緩解および健康維持に寄与します。
治療用カーボン電極より発生する光線は、太陽光線と同様に紫外線、可視線、赤外線を統合したフルスペクトル光線です。しかし、地表に到達する太陽光に比べ僅かな紫外線しか含まれておらず、また人体に有害とされる短波長の紫外線は含まれていません。可視総合光線は、オゾン層破壊による太陽光の弊害がますます懸念される将来において、私達の生体に必要な太陽光に代替しうる光線と言えます。(光線研究所・付属診療所HPより)
照射時間
通常、1部位に対して5分~10分間が原則です。治療の初期は合計30-40分間程度。健康維持の目的の場合は1日15~30分間が目安です。
2台使用しての同時照射の場合治療時間は半分になります。
症状の経過や病態により短時間・長時間の照射を行う場合もあります。
費用
照射用カーボンをまず自分用に購入していただきます。
1台照射では2本、2台照射では4本必要で1本500円~1000円(税別)で、複数治療回(3~6回)使用できます。
照射費用
1回3,500円(税別)/ 初回お試し3,000円 / 4回セット12,000円
考えられる副反応副作用
照射後の疲労感・だるさ、排膿の促進、軽度の発熱、発疹などが報告されていますが、当院では今まで目立った反応は起きていません。いずれも一時的な場合が多いようです。
適応症
- 冷え症
- 筋肉痛・骨痛
- 線維筋痛症・関節リウマチ
- 発疹・皮膚炎
- 脱毛・膠原病
- 副鼻腔炎
- 前立腺肥大
- 月経困難症
- うつ病・鬱傾向
- 手術瘢痕・ケロイド
- 痔疾
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