消化器がんマイクロアレイRNA検査
消化器がん(胃・大腸・胆道・膵臓)に特化した、最も鋭敏ながんの早期発見のための遺伝子検査です。
- 検体は通常採血で採取できる末梢血液検査
- 検体の血液量は5.0cc
- 適応:胃癌・大腸癌・膵臓癌・胆道癌
- 感度98.5%・特異度92.9%と腫瘍マーカーに比べ格段に高い。
- 判定結果報告には約2週間
- X線被曝はない
- 特別に薬剤投与など必要としない
マイクロアレイ血液検査では、血液から抽出した遺伝物質を解析し、がん特有の反応パターンを判別することで、消化器がんを発見するのである。
この血液検査と同様に、血液からがんを調べる手法には、がん細胞の作るタンパク質を測定する腫瘍マーカーがある。しかし現状では腫瘍マーカーだけでのがん診断は難しく、検査の補助的な役割や治療後の経過観察で用いられている。これに対して、マイクロアレイ血液検査は単独でも高い精度を実現。臨床研究では90%以上の確率で、がん患者とがんでない人を正しく判断することに成功している。
画像診断で分からない早期から発見可能マイクロアレイ血液検査は、がんそのものではなく、がん特有の遺伝物質の構成パターンに着目し、CTやPETといった画像診断では分からないほどの小さながんも検出できる点が大きな特色と言える。
がんミアテストプレミアム(マイクロRNAテスト総合版)
一度に176種類のマイクロRNAを測定します。その中には、14種類の癌で発現量が変化するマイクロRNAが含まれています。発現量が、健常人より2倍以上変化したマイクロRNAをピックアップします。
それぞれの癌で何個のマイクロRNAがピックアップされたか、その数が多いほど、疾患リスクが高いことになります。マイクロRNAによっては、複数の癌で変化するマイクロRNAなども含まれています。身体の中にどのような癌があるのか、スクリーニングするのに最適な検査です。
方法:採血検査5ml
下記のがんで疾患リスクをA,B,C,D,Eの5段階で評価します。
- A:疾患リスク20%以下
- B:疾患リスク20-40%
- C:疾患リスク40-60%
- D:疾患リスク60-80%
- E:疾患リスク80%以上
対象となるがん
胃がん・大腸がん・肺がん・肝臓がん・脳腫瘍・食道がん・膵臓がん・頭頸部がん・腎臓がん・前立腺がん・甲状腺がん・乳癌・卵巣がん・子宮頸がん(前立腺がんは男性のみ、乳癌・卵巣がん・子宮頸がんは女性のみ)
ミアテスト(マイクロRNA検査)~アルツハイマー・乳癌・膵臓癌 各々に対する~
ミアテスト(マイクロRNA検査)ミアテストは、血液中を泳いでいる「マイクロRNA」という分子を検査します。3,000以上のマイクロRNAが存在すると言われ、血液中には種々の細胞から約300以上のマイクロRNAを含む微粒子が分泌されます。
疾患になると、病気特有のマイクロRNAの量が増減します。この変動を検査することで、「乳がん」「すい臓がん」および「アルツハイマー」の超早期予測ができます(今後検査できる対象疾患数は増える予定です)。
特徴
- 日本初上陸のマイクロRNAによる疾患早期予測。
- 微量のマイクロRNAで検出可能で、疾患の超早期予測が可能。
- 採血1本(5mL)の検査のため簡便。
- 検査で複数のマイクロRNAを同時に測定するため、これまでの検査と比べて検査精度が高い。
- 検査後の疾患予防のためのアドバイスを医療機関で実施。
ミアテストは、常に精度向上のための研究開発を行っておりますが、早期発見を100%保証する検査ではありません。
検査方法 簡単な採血10mlだけです。結果は4週間後になります。