尿中に排泄される代謝産物(有機酸)を測定し、どこに代謝の滞りがあるかを調べ対処するための検査で、早朝の濃縮尿で調べます。尿検査ですが腸管内の細菌叢の具合も大雑把に把握できます。
便は不均一な検体ですが、尿は均一な検体のため、スクリーニングには便検査よりも優れています。
尿有機酸検査でわかること
- 腸管内の悪玉菌や真菌の過剰増殖はないか
- ミトコンドリアでのエネルギー産生が障害されていないか
- 神経伝達物質の産生、バランスは大丈夫か
- 機能に関わる栄養素欠乏が存在していないか
- 脂肪はエネルギー源として代謝できているか
- 多量の毒素が出ていないか?グルタチオンは大丈夫か