保護中: 総合ナチュラルホルモン補充
1. DHEA(dehydroepiandrosterone)
費用
60カプセル 3,000円~60カプセル 6,000円(税別)
治療のリスクと副作用
・にきび、顔の毛の増加、汗の増加、倦怠感や鼻づまり、頭痛、稀に頻脈や不整脈、動悸、不眠等が報告されています。
・血液凝固異常や肝臓障害のリスクが高まる可能性があります。心拍異常や血液凝固充進の既往歴のある方の摂取は控えて下さい。
・エストロゲン受容体陽性の癌患者の摂取は控えて下さい。
・妊娠中、授乳中の方の摂取は控えて下さい。
・糖尿病・甲状腺異常、その他の内分泌異常の方の使用は注意が必要です。
・妊娠中、授乳中の方の摂取は控えて下さい。
・1日200mg以上経口摂取すると、にきび、脱毛、声、インスリン耐性、月経周期の変化、肝機能障害、腹痛、高血圧等の副作用が発症しやすくなります。
当院では5mg~25mgを使用しています。当院での主な副作用はニキビで、25mg以上使用した方の7%前後に見られ中止後消失しています。
2. メラトニン
費用
60カプセル 4,000円(税別)
リポソーマルメラトニン30ml 14,000円(税別)
治療のリスクと副作用
自己免疫疾患(慢性関節リウマチ等)やリンパ球の腫瘍(悪性リンパ)l直やリンパ性白血病等)の場合は、メラトニンの服用により症状が悪化する可能性がありますので、これらの疾患への使用は控えて下さい。これまで当院の200を超える使用例で副作用の経験はありません。
3. 甲状腺ホルモン
費用
100粒 9,800円(税別)
治療のリスクと副作用
甲状腺機能低下症の方が適応のため事前の血液検査と定期的なモニタリングが必須です。副作用は過剰摂取に伴う、甲状腺ホルモンの過量症状:動悸、発汗、震え、体重減少、不眠などですが、当院では今のところ発現例はありません。
4. 男性ホルモン(テストステロン)
費用
1本約100回分のクリームで50,000円(税別)
治療のリスクと副作用
・脱毛・多毛・ニキビ・性器に直接塗布した場合に睾丸の萎縮・他の人についてしまうことによる医原性被害。
・女性や子供につくのを避ける(特に妊娠中の女性)こと。
・禁忌として前立腺肥大と前立腺癌が一般的に挙げられています。当院でもこれらの患者には投与していません。健常な男性にテストステロン補充で前立腺がんが増えたという(信頼に足る)文献はこれまでに存在しません。また未治療の前立腺がん患者に対するテストステロン補充治療(Journal of Urology, 2011)の研究でテストステロン補充と前立腺がんの悪化には関連がないと結論付けられています。
当院では今のところ使用に伴う副作用例はありません。
5. エストロゲン(女性ホルモン)
費用
90カプセル 22,000円(税別)
治療のリスクと副作用
・不正出血・乳房の張りや痛み・おりもの・下腹部の張り・吐気などが報告されています。
・禁忌として乳癌(特にホルモン受容体陽性)では使用できません。ただし健常な女性が使用して乳癌になりやすくなることはありません。米国の研究では、乳がんになりやすい要因として、ホルモン補充よりも、乳腺の病気にかかったことがある、乳がんになった家族がいる、最初の出産が35歳以上、出産経験がない、といったことのほうが、乳がん発症の危険性が高いこともわかってきました。また、日本では、2004~2005年秋に厚生労働省研究班による調査が行われ、過去10年間以内に乳がんの手術を受けた45~69歳の女性と、同世代のがん検診受診者の中で乳がんではなかった女性に対し調査を行ったところ、前者でのホルモン補充経験者は5%、後者では11%であり、乳がんではないグループの方に約2倍のホルモン補充経験者が多いという結果が出ました。
6. プロゲステロン(黄体ホルモン)
費用
90カプセル 27,000円(税別)
治療のリスクと副作用
・不正出血・乳房の張りや痛み・めまい・吐気などが報告されています。
・禁忌として乳癌(特にホルモン受容体陽性)、子宮がん(子宮体部がん)の方、血栓症の治療薬を処方されている方には、実施できません。重篤な肝障害や、子宮出血のある方も使用できません。また、糖尿病の方で、血糖降下剤を服用されている場合は、血糖降下作用を弱める働きがあるため、注意が必要です。
7. オキシトシン
費用
30粒 12,000円(税別)
治療のリスクと副作用
・オキシトシンの点鼻製剤や点滴製剤では血圧上昇、子宮の収縮や出血、脳出血が報告されています。タブレットではいままでのところ、重篤な副作用は報告されていません。
・妊娠中や妊娠の可能性のある方には禁忌です。陣痛を誘発する可能性があります。
・泌尿生殖器疾患のある方も使用できません。
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