肥満、代謝障害、ダイエットで注目すべきは、細胞でエネルギーATPを産生するミトコンドリアです。ミトコンドリアでは効率よくATPを産生するため非常に高い電圧をかけなければなりません。
そのため古くなったり、傷ついたりすると電子漏れを起こし、活性酸素が大量に発生します。つまりミトコンドリアを傷つける最大の天敵は活性酸素種です。
当クリニックでは2010年より、ミトコンドリアの活性化と保護に注目して、水素、酵素栄養療法を提唱し、実践してきました。その内容とは
1 水素、酵素栄養療法で、ミトコンドリア、電子伝達系の補修、活性化を行います。
- 正常細胞のミトコンドリアの損傷を補修《常時必要》
- 正常細胞のエネルギーATP産生の増加(疲労回復、エネルギーアップ、体温上昇)
- 脂肪の燃焼、蛋白同化作用(筋肉アップ)
- 卵子の活性化(不妊症、卵子老化)
2 水素、酵素栄養療法で、がん細胞の弱体化をはかります。
- ATP産生増加で体温上昇、解糖系の酵素を逆にブロック
- さび付いたがん細胞のミトコンドリアを刺激しアポトーシスを誘導(がん細胞の自滅)
- ミトコンドリアの酸化損傷を修復し、がんの転移リスクを軽減