コロイドヨードとは
元素であるヨード(ヨウ素)を水素と結合させコロイド化する事により、ヨードが持つ毒性をなくし、細胞が利用できるようにしたものです。
コロイドとはイオンや分子よりも大きい粒子が気体、液体、固体中に分散している状態のことで、色々な物質は身体内ではコロイド状態で細胞に供給されています。
コロイドヨードの適応と禁忌
コロイドヨードが体内へ入ると、新陳代謝を著しく活性化し、免疫力を高め病原菌やウイルスを排除し、自然治癒力を引き出します。老化や炎症を起こした細胞、がん化した細胞をはじめ、活性酸素や有害物質を吸着し、体外へ出すとともに、正常細胞を活性化し、体の機能を効果的に高めます。
日本では統合医療のクリニックでしか使用されていませんが、海外では注目されている治療法です。
- 末期を含む各種がん
- 血管障害(脳、心臓など)
- 自己免疫性疾患、アレルギー疾患
- ウイルス性疾患(エイズを含む)、細菌感染
- てんかんなど脳疾患
- 糖尿病、肥満などの代謝低下
- 健康保持、維持管理
コロイドヨードの優れた点
- がん細胞に選択的に作用し、正常細胞を傷つけない(むしろ活性化)。
- 副作用、副反応が少ない(ただし治療による反応はあります)。
- 耐性や体内での蓄積性がない(大体2時間で尿から排泄されるため蓄積性がありません。そのため逆にがん治療では2時間毎1日7~8回の服用が必要になります)。
- 抗がん剤など既存の治療とも併用できる。
治療による反応
- 発熱、体温上昇:0.5~1度上昇します。
- 皮膚の発疹:排毒反応の1種と考えています。比較的多く見られます。
- 病巣や転移リンパ節の痛み:がんが死滅してくると痛みが出ます。
- 腫瘍が融解を起こせば一時的な主要マーカーの急上昇が見られる場合があります。
投与方法
内服
基本的には内服です。コロイドヨード原液500ml(がん・病気用)と健康維持のためのコロイドヨード希釈液とがあります。
点滴注射用コロイドヨード
末期がんで治療効果を急ぐ場合、経口で摂取できない場合に適応となります。1回200mlの点滴を、ある程度頻回に点滴する必要があります。最低週2回は必要です。
吸入
肺疾患では吸入も可能です。
費用
内服用コロイドヨード原液 1本500ml 37,500円(税別)
点滴注射用コロイドヨード 1本50ml 30,000円(税別)
コロイドヨード吸入液1本50ml 25,000円(税別)
治療のリスクと副作用
嘔気、嘔吐、発熱、点滴部位の疼痛