アンチセンス(SOT: Supportive Oligonucleotide Therapy)(アンチセンスによるオリゴヌクレオチド療法)
事前にCTCフル検査が必須です。CTC遺伝子発現からその抑制に有効と思われるアンチセンスを作成し、注射投与します。
実際にはがん幹細胞で過剰発現しているがん増殖遺伝子で、かつ変異がある部分に対してアンチセンスを作成します(オーダーメイド医療)。正常細胞の遺伝子に対しては変異がないため作用しません。
癌細胞に過剰発現した遺伝子が沈静化され、癌細胞に選択的にアポトーシスが起きます。完全なオーダーメイド医療です。術後断端陽性の場合や、取り残しのある場合、再発転移の多いがんで有効です。4期のがんの場合有効性は下がります。
費用:1回の作成に63万円。申し込みから作成まで3週間前後
注射所要:時間1時間
治療間隔:状態により2か月~4か月ごとに1回注射
がん以外でも遺伝子の中に組み込まれたウイルス遺伝子に対して作成することも可能です。